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2007年5月 6日 (日曜日)

知覧町「特攻平和会館」

 「あそこはいい加減な気持ちで立ち寄るような場所ではないですよ」と職場の同僚が言っていた。実際にそこを訪れてみて、はじめてその真意を理解できた。

070504_142952_m  鹿児島県の知覧町にある「特攻平和会館」では、毎年5月3日に特攻観音慰霊祭が開催され全国から多くの参拝者が訪れている。終戦直前の昭和20年8月13日までの約100日間にわたる特攻作戦で散華された1036柱の隊員の至情至純の霊を祈念して、昭和30年に特攻平和観音堂、昭和49年に特攻銅像、昭和50年に特攻遺品館、そして昭和60年に特攻平和会館が設立された。特攻平和会館の中には、当時使われていた戦闘機をはじめ、隊員たちの遺影、遺品、記録など貴重な資料が展示してある。

070504_143216_m  隊員直筆の遺書のなかで、特に印象深かったものがある。「俺が死んだら何人泣くべ」「人生の総決算、何も謂うこと無し」の二つである。出撃の前夜、毛布を頭まで被り涙した勇士もいたと聞いた。一種冗談めいた表現や達観した思いに至るまでの隊員たちの心情を思うと、込み上げてくる感情を抑えきれなくなる。「天皇陛下万歳」という言葉が多くの遺書に綴られていたが、いったい何人のものが本音でそう思っていたのだろうか?死に逝く不安や恐怖、愛するものとの別れ、悲しみ、それらの葛藤を乗り越えるために、平和への願いとその使命感を必死になって自分に課すことで果敢にも戦地へと飛び立って往ったのかもしれない。

070504_142700_m  5月12日からは、この知覧町を舞台に、若き特攻隊員達の熱く哀しい真実の物語、「俺は、君のためにこそ死ににいく」(製作総指揮・脚本:石原慎太郎)が全国上映される。多くの人に観て頂いて、命の重さ、尊さを再確認してほしいと思う。

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コメント

加世田の砂の彫刻も素晴らしかった。来年は足を伸ばしてみたら?    ハワイより

 マンボーさん、お久しぶりですね。加世田の砂の祭典は新聞で見ましたが、作品のレベルの高さにビックリしました。来年は是非訪れてみたいと思います。ところで「ハワイより」ってどういうこと?

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