« 地金も飼い主も・・・・・? | トップページ | 【金】の魚って??? »

2008年12月 3日 (水曜日)

◆たかが身だしなみ・・・されど身だしなみ・・・

 「寒い・・寒い・・」と訴えるAさん。見れば、Aさんは靴下もはかずに素足のまま車椅子に拘束されています。

 それだけではありません、口元にはネギやらワカメやら薬の粉などがベッタリとこびり付いています。セーターの胸元にも何日も前に付いたものと思われる御飯粒や味噌汁のあとが・・・・・。

 何人もの職員がAさんの傍を通り過ぎていきますが、誰一人として手を差し伸べようとする人はいません。おそらく、そういう人たちは「これが認知症の人たちの当たり前の姿だ」とでも思っているのでしょうか。

 こんな悲惨な状況に置かれた認知症の人を目にすることがありますが、このような姿から、私たちは認知症の人は「何も分からないひと」「汚らしい」「どうしようもない人たち」といったイメージを、自らの手で作り出しているのではないでしょうか。そして、こういったイメージがさらに認知症の人たちの悲惨な状況を生み出していく・・・・。

 たかが身だしなみと思われるかもしれませんが、こういった悪循環を断ち切ることが、もしかしたら認知症の人たちへの誤ったイメージを改善していくための大切なきっかけになるのかもしれません。たかが身だしなみ、されど身だしなみなんですよ。

P1000266

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ ポチッとワンクリックお願いします。

« 地金も飼い主も・・・・・? | トップページ | 【金】の魚って??? »

認知症のケアとリハ」カテゴリの記事

コメント

現実ですdespair。心がけと優しさが不足しているのでしょう。人として粗末な扱いをうけているのですね。ある意味虐待です。私も2年近く介護していますが、頭の先から足の先まで満遍なくきれいにする意識をもっています。病院におまかせばかりでは限界があるのです。察するところ病院?ばかりは責められない、家族の存在も薄いようですね。家族が大事にする姿があればスタッフも見習うことが出来るかもしれません。おかしなことですが・・・。まかせっきりの家族もやはり放棄傾向なのでしょう。虐待・放棄辛いことですがやはり現実です。介護をうけるひとの環境を整えて誰か?ではない皆でみてあげたいものですね。

 汚れた口元を拭いてあげること、髪に櫛を通してあげること。そんな些細なことでもいいと思うんです。もちろん、してあげるだけでなく、その人の能力でできることをサポートしていくことも大切です。そして、豊悦さんが言うように皆で取り組んでいく。そうやって身だしなみが変化した認知症の人を見れば、介護する側の態度や関わり方にも何か良い変化が起こってくるんじゃないのかな~。そんな気がしています。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/161660/25697024

この記事へのトラックバック一覧です: ◆たかが身だしなみ・・・されど身だしなみ・・・:

« 地金も飼い主も・・・・・? | トップページ | 【金】の魚って??? »

プロフィール

  • Kinngyo1

    宮崎県在住。 金星人(+)の霊合星人。 愛する3人の子どもと愛されていない鬼嫁を家族に持つ、しがない中年オヤジのブログです。

宮崎県のお気に入り温泉

  • あすなろ温泉(小林)

    P1060022

  • あきしげ温泉(えびの)

    Aki6

  • 神の郷温泉(小林)

    Dvc00291

  • 湯之元温泉(高原)

    Dvc00180

  • 丸新荘(北郷)

    Dvc00224

Raleigh RS-R

  • 2014021308470000_6

我が家の金魚たち

  • 土佐錦魚

    P1070792

    P1070879

【小次郎】

  • P1050803

おすすめBOOK

  • 認知症に関する本の紹介
  • 作業療法に関する本の紹介
2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

リンクバナー

  • Img76215


    相互リンク募集中!リンクフリーです。リンクされる方は上記のバナーを御自由にお使い下さい。

管理人お勧めの1本

  • 漫画『美味しんぼ』(95巻)で特集された蔵元としても有名な軸屋酒造。北薩摩に佇む紫尾山の清く澄んだ地下水と県内産のサツマイモで作り上げた一品。紫尾町は良質の温泉でも有名なところですが、蔵元自慢の水の良さと非常にバランスがとれて雑身を感じさせない一本です。

最近のトラックバック