宮崎本物温泉No.38【未だ興奮冷めやらぬ!「霧島.山乃城温泉」】
焼酎を傍らに置き、パソコンに向っている今も硫黄臭がほんのりと体全体を包んでいます。その香りと共に、今日訪れた温泉の風景が鮮明に甦ってきて未だ興奮冷めやらぬ状態。
これほどまでに私を興奮させる温泉とは・・・・・。
霧島の山中にある「山乃城温泉」通称(霧島の川湯)と呼ばれている温泉のことだ!もう一度訪れたい!温泉のNo.1でありながら、10年ぶりの再訪ということで、否が応でもアドレナリンが全身を駆け巡る。
また、今回はえびのの温泉で知り合ったそう太郎さんと御一緒できたことも楽しみを倍増させた理由のひとつになっている。温泉の話しは元より、野山の草花のガイドをして頂いたり、政治関連の話題などで、行き帰りの車中でも退屈することなく楽しませて頂きました。
そんなわけで、そう太郎さんと待ち合わせをして9時に宮崎市を出発。九州自動車道を通って一路霧島へ向った。
出発前から、かなり興奮のボルテージは上がり気味だったのですが・・・道中、偶然遭遇した紅葉の美しさにまずは大興奮!その写真がこれだ・・・。
高千穂牧場入り口から霧島方面に向う道で、日本道路百選にもエントリーされているそうです。春の新緑も美しいそうですが、やっぱりこの時季の紅葉は最高!多くの人たちが車を止めて、私たちと同じように写真に紅葉を収めていました。
もっとこの紅葉を楽しみたいところだったのですが、更なる感動を求めて目的地へ再び出発です!
というのも、この場所から30分程で霧島には辿り着くことができるのですが、今回の温泉はなかなか手ごわい!
林田温泉の近くから車で山中に入り、さらに30分進む・・・すると・・・
車では入れないようにゲートが閉じられています。しかも、そこには「有毒ガスが滞留し人命に関わる危険性があります」と表示された立ち入り禁止の看板が掲示されていました。
この看板を無視して、覚悟を決め(?)、さらに林道を30分程歩かなければ目的の温泉に辿り着けないのです!
このような林道を歩きます!
でも、この時季の山歩きは自然の織り成す美の祭典といった感じで、疲れを感じさせません。
調子に乗って、こんな蛇まで登場しちゃいました。
さてさて、随分と前置きが長くなってしまいましたが、いよいよお目当ての温泉の登場です!
自然石で積み上げられた階段らしき物を頼りに山の斜面を下って行くと・・・・・・・・・・・・。
そこには!
夢にまで見た!
念願の!
温泉が!
この川の何処に温泉が?そんな野暮な質問しちゃいけませんよ!この川全体が温泉なんですから!
川上の川底からは、勢い良く熱湯が飛沫を上げながら自噴していました。10年前の記憶なので定かではないのですが、自噴している場所が変化していたり、以前はなかった泥湯が湧き出ていたりしていました。自然は常に変化しているんですね。
川底はあたり一面真っ白!これは下の写真のように川底の石に湯の華がびっしりとこびりついた状態になっているからなんですね。そう太郎さんは、自宅に持ち帰って肌パックをするとかで、この湯の華を懸命に削ぎとっていました。
鹿児島から訪れていた方からここの温泉で茹でたいう温泉卵を頂きました。硫黄の成分で少し殻が黒く変色していましたが、最高に美味しかったです!
鹿児島からの先客は、男性1人に女性3人。そして、当然ですがこちらの温泉には脱衣所もなければ、温泉に男女の区別もありません。
そこで、女性客が退散した所を見計らって温泉にGO!別に減るもんじゃなし、女性客がいても裸体になることには特に抵抗は感じていなかったのですが、私のお粗末なものをみせられて皆さんが気分を害してはと思い、女性の方たちが退散されてから温泉に向いました。
ところが、全てを脱ぎ捨てて勢いよく川に飛び込んだら、源泉に近すぎたせいもあり熱湯風呂状態で慌てて川から飛び出した。
適当な温度の場所を見つけるために次なる場所へ移るも、なかなか適当な場所が見つからず、生まれたままの姿で岩場を飛び回っていました。きっと、何も知らずにこの場所を訪れた人が私の姿を見たら、霧島の山中に白くプヨプヨした体の『野人』がいた!と勘違いするに違いありません。そんなことを考えながら、ようやく適当な場所を見つけることができました。
青空を眺めながら湯船に使っているとあたり一面から湧き上がる蒸気と一緒に「ゴウゴウ」と勢いよく噴出す源泉の音が響いてきました。川底からは臀部に地熱が伝わり、地球が生きていることをもろに実感します。この瞬間、私の感動のバロメーターは完全に振り切れてしまいました。
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